「お前が成功しないのは努力が足りないからだ」の嘘。
人が成功しないのは努力不足である。
意識が不足しているのだ。それは間違いない。
ただし、世の中に才能の差というものは歴然と存在する。
スポーツの世界を見て才能の差が存在しないと思う人間はいないであろう
サッカーの本田圭佑選手は実はアスリート一家である。
というか親族にレスリングが強い人間が多いのだ。本田も足は遅いが体は強いという本田家の特徴を完全に受け継いでいる。
ブリーダーの世界は遺伝を操る仕事である
ブリーダーという仕事が存在する。
ペットを繁殖するうえでマイナスの特徴を交配によって消し去りプラスの特徴を強化する。いい加減な人間が交配をするといくらしつけても気性が悪いままだったり、代々にわたり疾患が出たりする。
つまり血統によって特徴が決定するのだ。
競馬の世界はブラッドスポーツといわれるほど血統に敏感で、優秀な遺伝子以外は淘汰される。(本当に馬肉にされてしまうのだぞ)
遺伝情報というのは行くところに行けばひとつの学問に到達するものなのだ。
人間の知力だけが遺伝の影響を受けないと何故いえるのか
ここで本題であるが「お前が成功しないのは努力しないからだという言葉。
主に勉強などの知力が関係する部分で多く使用される。
ただ上に示したように遺伝とは学問として体系化されるほどのものだ。
「人間の知力にかかわる部分」だけが遺伝の影響を受けないとは言うのはナンセンスである。
為末大氏が世の中は「才能×努力」の掛け算で決まると話していが、これは全くその通りである。
でなければ馬を配合をして調教をすることで強くするホースマンは何の努力をしているんだということになる。
つまり言いたいことはこうである。
ハッキリ言って、いい学校に行っていい会社に入ることが最良の人生なのであるが、どうしても勉強の才能がなかったら、才能のありそうなことを全力で振り切ってやってしまうというのもいいと思うぞ。
常々「お前が成功しないのは努力が足りないからだ」と言っている、意識高杉太郎先輩が才能の差はある言っているのだからこれは間違いのである。
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